日差し
ある昼下がり
今日は予定されていた雑誌の取材が無くなって 北山さんの家へ遊びに行った
「北山さぁ〜ん」
「なんですか」
神経質そうにパソコンにむかっている陽一はちょっとキレぎみ
折角のオフで遊びにきたのにさっ 何で仕事してんだよ
「ぶぅ…」
いいもん、拗ねてやる
「もう帰る」
ようやくパソコンから目を離してこっちを見た
「さっき来たところなのに?」
この人… 本気でわかってるのかねぇ
あんたが仕事してることが原因だって
「だって北山さんかまってくれないじゃん。だったら帰るよ」
「ちょっと位待っててくれたっていいじゃん」
「ちょっとって1時間も待たしたくせに!?」
超むかつく
「ごめん。どうしても仕上げたかったんだこの曲」
なんだよ 仕上げたかった曲って そんなに仕事が大事かねぇ
「これ。聞いて」
北山はパソコンに触り曲を流し始めた
心地よいメロディー
寂しげで でも優しくて
今まで怒ってたことなんて吹き飛びそう
さすが北山さんだなぁ
「これ、プレゼント」
「へっ!?」
なにをいきなり言うんですかこの人は
「ごめんねほったらかしにしちゃって」
そういって軽くキスをしてくれた
「今日仕上げて聞かせてあげたかったんだ。でも遊びに来ちゃったからねぇ」
うぅ…ごめんよ陽一
「ありがと…」
心地良いメロディーに包まれて
暖かい日差しに囲まれて
幸せを感じていた
大好き
「いつの間にか不機嫌が直ってるねぇ」
「当たり前じゃん。こんないい曲もらっといてまだ不機嫌なんて」
「それはよかった。大好きですよ」
そういって陽一はにっこりとほほえんだ
その笑顔 反則だ………
あとがき
こんな甘甘を書いてみたら、とっても顔がゆるんできました(ヲイ)
北山氏の休日はこんな感じなんでしょうかねぇ?
こんなだったらとっても幸せだろうなぁ(笑)
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