008:パチンコ







「○○番さんフィーバーです〜〜〜〜!!!」

「んあ〜〜〜!?またかぁぁぁ・・・。今日もダメだなぁ。」


吸っていたタバコを消して外に出る


「せっかくの休みだってのに当たりもしねぇ・・・。ちぇっ。つまんねぇな。」


しゃあなしに外をブラブラ歩いてみる

近くにある公園では子ども達が無邪気に遊んでいる


「子どもは無邪気でいいですなぁ・・・。おっ??」


よく見てみると懐かしのおもちゃで遊んでいる子どもがいることに気がついた


「ほぉぉぉぉぉぉ。今時懐かしいおもちゃで遊んでいる子どももいるもんなんだなぁ。」


その瞬間何かが飛んできた


ごつん・・・・・(汗)


「いで〜〜〜〜!!!!???」


見事おでこにヒット・・・・・(苦笑)


「ぬあぁぁぁ!?誰だぁ??!!当てたくそガキはぁぁぁ(怒)」

「おぢぢゃんごめんなさいっ!!!!!!」

「うぬ?今時素直なガキだな。まぁ、当てたくて当てたわけじゃねぇもんな。」

「ごめんなさぁぁぁい・・・。」

「まあ素直に謝れたことに免じて許してやるよ。」

「ありがとぉ〜〜〜〜〜VVvv」

「はいはい。二度と人様に向けてすんなよ。」


ポッケに手をつっこみながらそう言ってやった

ん??ポケットに・・・あぁ、あれか


「おい、くそガキ」

「???」

「これやるよ。」


ポッケから出てきたのはパチンコ玉


「これ飛ばしたら破壊力抜群だぞ(にやり)」

「ありがとぉ〜おぢちゃん〜〜〜」


そういって子どもは無邪気にさっき遊んでいた場所へと帰っていった


「ったく。でもまだおぢちゃんって歳じゃないんだけどなぁ・・・。」


ぶつぶつと言いながらも帰り道へと急ぐのであった。





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